ジャガイモの育て方
科目

ナス科ナス属

 
生育適温
 

15~20℃

特徴

涼しい気候と酸性の土壌を好み、梅雨明け前には収穫できるよう育てる。生育期間が短い割にたくさん収穫できる野菜。

 

作業カレンダー

●スタート:種イモから
●栽培日数:約80~90日
一般的に2~3月植え付けの春じゃがいもの品種が主流だが、8月に植え付けて年内に収穫できる秋じゃがいもも栽培可能。

 栽培STEP  
STEP

土の準備・ウネ立て

植え付けの2週間前に完熟堆肥・化成肥料を入れ、クワやスコップでよく耕し、2~3放置して馴染ませる。

土が馴染んだら幅60cm×高さ10cm程度でウネを立て、黒マルチをしておく。

Point

▼肥料の目安量(1㎡あたり)
・完熟堆肥 約2kg
・化成肥料 約100g

STEP

種イモの植え付け

植え付け前に種イモの準備をする。
病気予防のため種イモ専用として販売されているものを購入し、中くらいのもの(70~80g)は包丁で縦に2つ割りに、大きいものは3~4つ割りにする。



マルチを剥がし、切断面を下向きにして深さ7~8cm、株間25cm程をとり植え付ける。
再びマルチを戻し、その後芽が出てマルチに触れてきたら穴をあける。


STEP

わき芽かき

ひとつの種イモから多数の芽が出てくるため、芽の背丈が10cm前後になったら太いものを2本残して他は摘み取る。

STEP

追肥と土寄せ

追肥は1度、土寄せは同時に2度に分けて行う。

(1) 背丈が約15cmの頃
追肥:化成肥料100g/1㎡をウネの両側に施す。
土寄せ:クワで軽く肥料を混ぜながら、株元に7~8cmの厚さで土を寄せる。




(2) 1回目の半月後
土寄せのみ:軽く土を耕しながら、株元に5~6cm厚さで土を寄せる。



STEP

収穫

葉の一部が黄ばみ始めてきたら、一部のイモを掘り返してみる。しっかり肥大していたら、株ごと掘り上げて収穫する。