
アブラナ科
15℃~20℃
寒さに強く、-10℃の低温にも耐える。逆に夏場は育てにくい。市販品は25cm前後のものが多いが、大ぶりに育てても美味しい。
●スタート:種から ●栽培日数: (春まき)25~30日 (秋まき)100日前後 病害虫の被害が少ない秋まきが育てやすい。

土の準備・ウネ立て
種まきの2週間以上前に苦土石灰、1週間前に完熟堆肥・化成肥料を入れ、クワやスコップでよく耕し、2~3日放置して馴染ませる。 土が馴染んだら幅60cm×高さ10cm程度でウネを立てておく(マルチは不要)。
▼肥料の目安量(1㎡あたり) ・苦土石灰 約150g ・完熟堆肥 約2kg ・化成肥料 約100g
種まき(すじまき)
土づくりを終えたウネに支柱を横向きに置き、深さ1.5cmの筋を3本つける。 作った筋に1cm間隔で1粒ずつ種をまいていく。

土を軽く被せて手のひらで表面を押さえ、土が湿る程度に水を与える。 5~7日ほどで発芽するため、それまでは土が乾かないように水をやる。
発芽適温:15℃~20℃
トンネルをつくる
防虫のため、不織布でトンネルをつくる。 ※密閉すると徒長してしまうため、通気性のある素材を使用すること。

間引きと追肥・水やり
間引きは次の2回に分けて行う。
(1) 本葉が1~2枚出てきたら、株間が3~4cm空くように丈夫な芽を残して間引く。
(2) 本葉が4~5枚になったら、さらに株間が5~6cmに空くように2回目の間引きする。
また、2回目の間引きと同時に、ウネ面全体に化成肥料(25g/1㎡)をばらまき、土を軽く混ぜる。
水やりは土が乾いている時に、たっぷりと与える。
収穫
背丈が25~30cmになったら収穫適期となり、株の根元を持って丸ごと引き抜く。
(季節ごとの目安スケジュール)
▼春まきの場合
種まき後25~30日
▼秋まきの場合
種まき後100日前後