ウネを立てる目的

「ウネ」とは、野菜を植え付けるための土台となるもの。土を盛り上げることで、次のようなメリットがあります。

根がしっかりと張る。
肥料成分がよく留まる。
水はけ・通気性がよくなる。

 ウネのサイズの決め方

ウネの幅や長さは、植える野菜の根や茎・葉がどれほど広がるかによって決めます。また、ウネとウネの間には作業用通路(幅約30cm以上)の確保が必要です。

栽培辞典では、家庭菜園として育てやすい以下のサイズを推奨しています。

【推奨サイズ】
幅:60cm × 高さ:10cm


 ウネの立て方

1)ウネを立てる場所に目印をつける

ならし板やメジャーを使い、大まかな位置を決めたら、四隅に支柱を立てて目印をつくる。

※慣れてくると、自分の歩幅や支柱などでサイズのあたりがつくようになってくる。
※ウネの全長が長い場合は、さらに支柱同士を紐で結ぶとよい。

2)土を盛っていく

目印をガイドにして、クワで中央に一筋の山脈を作るイメージで土を寄せる。
※外側から土を寄せ、まずは充分な高さを出す。

3)上部を平らにならす

盛り上げた土の表面を、ならし板で平らにする。
※表面に凸凹があると発芽が揃わなかったり、病気・水はけの偏りにつながるため丁寧にならす。