コマツナの育て方

科目

アブラナ科

生育適温

15℃~20℃

特徴

3月~10月下旬と種まきのチャンスが長期間ある。涼しい方がよく育つため、9月からの栽培が特に適している。

 

作業カレンダー

●スタート:種から
●栽培日数:約30~40日


栽培STEP
STEP

土の準備・ウネ立て

種まきの2週間以上前に苦土石灰、1週間前に完熟堆肥・化成肥料を入れ、クワやスコップでよく耕し、2~3日放置して馴染ませる。

土が馴染んだら幅60cm×高さ10cm程度でウネを立てておく(マルチは不要)。


Point

▼肥料の目安量(1㎡あたり)
・苦土石灰 約100g
・完熟堆肥 約3kg
・化成肥料 約150g

STEP

種まき(すじまき)

土づくりを終えたウネに支柱を横向きに置き、深さ1cmの筋を3本つける。
作った筋に1cm間隔で1粒ずつ種をまいていく。




土を軽く被せて手のひらで表面を押さえ、土が湿る程度に水を与える。


Point

 発芽適温:20℃前後

STEP

トンネルをつくる

防虫のため不織布でトンネルをつくる。


STEP

間引きと追肥・水やり

間引きは次の2回に分けて行う。
(1) 本葉が1~2枚出てきたら、株間が3~4cm空くように丈夫な芽を残して間引く。


(2) 本葉が4~5枚になったら、さらに株間が5~6cmに空くように2回目の間引きする。

また、2回目の間引きと同時に、ウネ面全体に化成肥料(25g/1㎡)をばらまき、土を軽く混ぜる。

水やりは土が乾いている時に、たっぷりと与える。

STEP

収穫

背丈が25~30cmになったら収穫適期となり、株の根元を持って丸ごと引き抜く。


(季節ごとの目安スケジュール)
▼春まきの場合
種まき後30~40日
▼秋まきの場合
種まき後50~80日