
アブラナ科
20℃前後
耐寒性・耐暑性を併せ持っているので栽培可能時期が長いが、育てやすいのは秋まき。どんな土壌でも比較的よく育つが、乾燥には気を付ける。
●スタート:種から ●栽培日数:約30~40日

土の準備・ウネ立て
種まきの2週間以上前に苦土石灰、1週間前に完熟堆肥・化成肥料を入れ、クワやスコップでよく耕し、2~3日放置して馴染ませる。 土が馴染んだら幅70cm程度・高さ10cm程でウネを立て、黒マルチをしておく。
▼肥料の目安量(1㎡あたり) ・苦土石灰 約100g ・完熟堆肥 約2kg ・化成肥料 約100g
種まき(点まき)
土づくりを終えたウネに株間20cm(ミニチンゲンサイは15cm)で穴をあける。
マルチ穴の中で直径3cm・深さ1cmの穴を作り、種を4~5粒まく。
土を軽く被せて手のひらで表面を押さえ、しっかりと水を与える。 3~4日ほどで発芽するため、それまでは土が乾かないように水をやる。
発芽適温:20℃前後
間引きと土寄せ・水やり
間引きは次の2回に分けて行う。 (1) 本葉が2枚出てきたら、元気な2本を残して間引く。 (2) 本葉が3~4枚になったら、さらに元気な1本を残す。 ※ミニチンゲンサイの場合は間引きは1度のみ、元気な3本を残して育てていく。 2回目の間引きと同時に、株元に土を軽く補って土寄せをしておく。 ※追肥は基本的に必要ない。 水やりは、土表面が乾燥してきたら春・秋は午前中に、夏は夕方に行う。
(早春の寒い時期)トンネルをつくる
12℃以下の低温にあうと花芽ができてトウが立ってしまうため、春早い種まき・冬近くまで収穫する場合は、透明ビニールでトンネルをつくって保温するとよい。 ※30℃以上にならないよう、日中は片側をめくり風を通す。

収穫
背丈が18~20cmになったら収穫適期。株の根元を持って丸ごと引き抜き、根をハサミで切る。 ※大きくなりすぎるとすじっぽく硬くなるため注意。
